夏の高齢者パジャマ・介護用パジャマは素材選びから

夏の高齢者パジャマ・介護用パジャマは素材選びから
今年の暑さも本番を迎え、寝苦しい日々となってきました。

寝苦しさを抑えるために様々な工夫をされると思います。

高齢者や介護を受けている方の就寝時の暑さ対策は、熱中症予防の観点からも重要です。

高齢者の場合、突然に重傷化してしまうリスクが高いため、室内であっても注意が必要です。

1.なぜは高齢者は重症化やすいか



1-1.老化による感覚の衰え



通常ですと、暑いときには暑いと感じるのですが、高齢者は老化による感覚の衰えで暑いと感じにくくなっています。

そうなると熱中症になっていても自覚がなく、気付いた時には重症化していたということになりかねません。

実際に私の家族も、真夏の暑い日にエアコンも使わず、窓を開けた状態だけで西日の差す部屋にいました。

注意をしたのですが、大丈夫と・・・この言葉を鵜呑みにしていては大変なことになってしまいます。

周りにいる人は、高齢になると暑いという感覚が衰えるということをしっかりと把握しておく必要があります。

1-2.汗をかきにくい



暑いと汗をかいて体温を下げることができますが、高齢者は汗をかきにくいため、体にこもった熱を外に出すことが出来ず、熱中症になるリスクが高くなります。

1-3.水分摂取量が少ない



若い人に比べて運動量が減っているため、喉の渇きが少なく、意図的に水分を摂取していないと、うっかり水分を摂っていなかったということも多々あります。

以上の理由によって高齢者は若い人以上に熱中症の重症化のリスクが高くなります。

日中は意識してこまめに対策が出来ますが、就寝中はエアコンを上手く利用するなど対策をする必要があります。

2.高齢者パジャマ・介護用パジャマの素材で寝苦しさを抑える



夏場のパジャマは、半袖・短パンなど涼しく過ごせるように考えられたものが沢山出回っていますが、高齢者の場合、エアコンなどで関節や身体を冷やしすぎてはいけませんので、あまりオススメができません。

自身にあった素材をえらぶことで、夏の寝苦しさも抑えることができます。

3.夏の高齢者パジャマ・介護用パジャマにオススメな素材



真夏には、しっとりとした素材よりも、サラッとした肌触りのものを選ぶ事で、快適さも増します。

3-1.ダブルガーゼ



ダブルガーゼ素材は通気性が良く吸湿性も高いため、赤ちゃんの肌着に良く使われる素材です。

肌に優しく、べとつかず、夏に最適な素材と言えます。また、使うごとに柔らかくなじんでくるのも魅力です。

ダブルガーゼに関しましては、梅雨には通気性のよい、ダブルガーゼを!も併せてご覧下さい。

3-2.楊柳



撚りの強いヨコ糸を使うことで、全体に凹凸をつけることで、肌に接する部分が少なくなり、ベタつきにくく、サラッとした感触です。

楊柳に関しましては、楊柳(ようりゅう)とは、どんな生地?も併せてご覧下さい。

4.楽ケアウエアでオススメしたい夏の高齢者パジャマ・介護パジャマ



4-1.ダブルガーゼ素材



4-2.楊柳素材



高齢者パジャマや介護肌着の素材を選ぶ事で、今年の夏も快適にお過ごしいただけますと幸いです。

お試しくださいませ。