楊柳(ようりゅう)とは、どんな生地?

楊柳(ようりゅう)とは、どんな生地?
夏場の洋服などに使用される生地で、楊柳という生地をどこかでご覧になっている方は多いのではないでしょうか。

では、どうして楊柳が夏の素材として快適なのでしょうか。。。

楊柳とは、縦の方向に筋のようなしぼ(織物の表面に現れる凸凹)を表わした織物です。

緯(よこいと)に強撚糸を用いて織ったり、織り上がってから凹凸のある二個のロールの間を通し上下から強く圧縮したりしてたてしぼ(凸凹)を出す。縦方向に細長いしぼのある織物です。
加工の方法は、このように生地を織る段階で作るものと、織り上がって加工をする方法があるようです。

織物の表面に凸凹をつくることで、肌に直接触れる面が少なくなるため、べたつかず、さらっとした着心地になります。

それ故に、夏場の素材として重宝されるようです。

楊柳(ようりゅう)という名前は、縦方向にシボを出した織り方が、柳の葉を重ねたように見えることからつけられたようです。

日本の夏は、暑いだけではなく湿度が高いため、ベタベタとした不快感がなんとも嫌な感じがしますので、
さらっとした着心地の素材だけではなく、見た目にも涼しく感じる楊柳を取り入れて、少しでも快適に過ごすことができればと思います。

楊柳の素材は、パジャマとパンツでお取り扱いをしておりますので、
是非お試しくださいませ。