高齢者の服にこそ取り入れたい、ピンヘッド生地とは?

 高齢者の服にこそ取り入れたい、ピンヘッド生地とは?
ピンヘッド生地とは、どのような生地でしょうか?

スーツなどの素材で時折目にする「ピンヘッド」、ピンヘッド生地にはどのような特徴があるのかについて触れていきたいと思います。


ピンヘッド生地の特徴



1. 針の頭のような点模様



・名前の通り、ごく小さな点(ドット)が規則的に並んで織られています。

・濃淡の2色の糸を交互におることで、この細かい点が生まれます。


2. 遠目には無地



・点が非常に細かいため、少し離れて見ると無地や単色に見えます。

・近くで見ると繊細なドット模様が分かる「無地に見えて無地ではない・・・」が魅力の1つです。


3. 立体感と深みのある表情



・単なる無地とは違い、織り柄による立体感や奥行きが光沢感と相まって、上品で落ち着いた印象を与えます。

・ソリッド(単色)な無地よりも色に深みが出ます。


4. 汎用性が高い



控えめな柄であるため、ビジネスからカジュアルなシーンまで、幅広く着用でき、柄ものにも合わせやすい特徴があります。


織り柄が上品で落ち着いた印象を与える、この特徴こそが、大人世代には取り入れていきたい、そんな素材ではないでしょうか。。。

ピンヘッドという言葉をどこかで見かけたら、この特徴を思い出していただけますと幸いです。