ポリエステルのカチオン染めとは、どんな染め方でしょう。

ポリエステルのカチオン染めとは、どんな染め方でしょう。
衣類をはじめとし、色々な商品に使われてりるポリエステルは、優れた強度や扱いやすさという性質から、最も生産量の多い化学繊維です。

しかしながら、分子の結晶性が高く構造が緻密であるがゆえに染色がしにくい繊維と言われています。

通常、ポリエステルは分散染料で染められていますが、分子の構造上、130~135℃の高温高圧で染色が行われます。

染色の工程で大きなエネルギーが必要となるため、環境に配慮した従来よりも低温で染色を可能にする手法が開発されました。

高速紡糸、高ドラフト紡糸、異型断面かなどの手法がありますが、最近では、分散染料を使ってポリマー改質により常圧での染色を可能にした商品が多く開発されています。

しかしながら、ポリマー改質による常圧可染は、強度の問題もあり、ポリマー改質技術の改良が行われました。

その改良の一つに、ポリエステルにスルホン酸基を導入することで、カチオン染料で染色をすることができるようになりました。

カチオン染料は、イオン結合により化学的に染色がされることで、分散染料を使うよりも発色がよく、優れた染色堅牢度を持たせることができます。


よく気を付けて見ていないと見過ごしてしまう染め方ですが、カチオン染めは、環境に優しく発色の良い、また色もちが良い染め方ということができます。


楽ケアウエアでは、カチオン染めの「おしりスルッとさらさらカチオンライトパンツ」をお取り扱いしております。


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