定年前後のリフォームでのテーマ

定年前後のリフォームでのテーマ
定年前後は、「これから先、自宅でいかに安全かつ快適に長く暮らすか」を真剣に考え始める時期です。

ライフスタイルの変化などで、働き盛りに購入した家のレイアウトのままでは、不便を感じることが多くなってきます。

では、一般的にリフォームの際には、どのような事柄が主なテーマとなるのでしょうか。

今回は、定年後のリフォームの主なテーマをまとめます。

1. バリアフリー・安全性の確保



定年前後となると、働き盛りの20~30代に比べて体力面で衰えが出やすくなります。

定年前後では体力の衰えを実感していない方でも、10年後や15年後には、体力の衰えを少しでも感じるようになります。

そこで、働き盛りに購入した家のレイアウトを変更し、障害の少ないレイアウトとすることが多いようです。

1.1 段差の解消



年齢を重ねると、思うように足が上がりづらくなります。

つまずきによる転倒を防ぐため、和室と洋室の境目などの段差をなくすように、リフォームをする方が多いようです。

1.2 手すりの設置



やはり、転倒防止の目的で、玄関、階段、トイレ、浴室などに手すりを設置する方が多いようです。

1.3 ヒートショック対策



意外と見落とされがちなのが、ヒートショック対策。

冬場、脱衣場(寒い場所)と風呂場(暑い場所)の急激な温度変化により、心臓麻痺などが起こりやすく時があります。

冬場の温度差による健康リスクを減らすため、浴室乾燥機や断熱サッシ(二重窓)を導入する方が多いです。

断熱サッシ(二重窓)は、寒い外気を遮断し、室内が外気で冷却されるのを防止する目的です。

2. 減築(げんちく)や間取りの変更



2.1 子ども部屋の有効活用



定年前後となると、子供が独立し、子供部屋が不要になりやすいです。

そこで、いっそ2階から1階へ、平屋のように改築する方もいらっしゃるようです。

平屋に改築することで、階段を使用する手間を減らし、家事での体力消耗を減らすことができます。

2.2 リビングの拡張



構造躯体に問題なければ、リビングと子供部屋の間の壁を取り除き、リビングを拡張する方もおられます。

リビングを拡張し、夫婦2人で広々と、快適に暮らすことを目的としているようです。

3. 住宅設備の刷新とメンテナンス



3.1 キッチン・お風呂



購入して30年ほど経つと、住宅設備では、水回りの老朽化が進みます。

キッチンやお風呂はその代表的なものであり、キッチンではガスからIHに変更したり、お風呂はお手入れがしやすいものに変更する方もおられます。

不注意による火傷のリスクを減らしたり、家事での負荷を低減する目的のようです。

3.2 外壁・屋根の修繕



購入して30年ほど経つと、外壁や屋根も老朽化します。

定年前後の、退職金などに余裕があるうちに、外壁の刷新や屋根の修繕などを行う方もおられます。

4. まとめ



定年前後のリフォームでは、これからの生活を快適に暮らすための改築・メンテナンスが中心的テーマとなります。

今回の特集が参考になれば幸いです。